「ネガティブ・ケイパビリティ(否定的能力)とは?」
あまり聞きなれない言葉ですが、
ぜひとも紹介したい言葉なので共有します。
ネガティブ・ケイパビリティとは、
決して「誰かをディスる(否定する)能力」とか
「ネガティブオーラをまき散らす能力」のことではありません。
(そんな能力を持った人はちょっといやです…)
ネガティブ・ケイパビリティとは、
「不確実なものや未解決のものを受け入れる能力」
「容易に答えの出ない事態に耐えうる能力」
わかりやすく言うと、「焦らず、急がず、耐えていく力」です。
コロナの収束が世界的にもメドが立たない中で、
そんな中、「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉がにわかに注目を集めています。
上へ上へと伸びぬ日は
下へ下へと根を生やせ
いつか大きな花が咲く
シドニー五輪マラソン金メダリスト高橋尚子さんの座右の銘でもあります。
今ほど、一人ひとりが下へ下へと根を生やせるチャンスはありません。
この時期に、どういう考えでどう過ごすかが、コロナ収束後に自身の飛躍をもたらすかどうかにつながります。
自暴自棄になるのも簡単です。
誰かのせいにするのも簡単です。
雰囲気に流されるのも簡単です。
ですが、こんなストレスフルな状況でも、
自分と向き合い、
自分の言動と行動に責任を持ち、
逆流に向かって泳ぐ鮭のごとく一生懸命毎日を過ごすことこそ、
「生きる力」を育みます。
「ピンチ(危機) = チャンス(機会)」
この危機的状況を、読者のみなさまはどんな「機会」にしますか?