先日、アントニオ猪木さんが逝去されました。
人生には、いくつかの「分岐点」があります。
筆者が人生の決断を迫られたとき、
猪木さんの、厳しい中にも温かみあるメッセージが自分を後押ししてくれました。
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
行くぞー!!
1、2、3、ダァー!!!
この言葉に触れる度に、闘魂を注入される想いがしました。
「元気ですかーー!!」
「元気が一番!元気があれば何でもできる!」
落ち込んでいる時、
この言葉に何度励まされたことでしょうか。
生前最後の動画では、こんなメッセージを発していました。
本当はこんなザマを見せたくない。
でも、みんなに見てもらいたい。
ありのままの弱い俺を。
「元気」とは真逆の姿です。
ただ、自分の「弱さ」を見せられることは「強さ」でもあります。
「ありのままの自分を見せてもいいんだ」
猪木さんの姿を見て「勇気」をもらった人は多いのではないでしょうか。
最後まで「自分の道」を歩んだ方のように映りました。
そして、歩んだ足跡には、今を生きる人への「人生の道筋」が出来上がっていました。
迷わず行けよ
行けばわかるさ
ご冥福をお祈り申し上げます。