旅をすると、ご当地ならではの「ユニークな標識」に目が行く。
沖縄に行った方なら一度は見たことがあると思う。
「カメ注意」
やんばる地方をドライブしていた時に遭遇した。
横断しているところに遭遇した車は大変だ。
ノロマなカメが横断し終えるのをずっと待たなければならないのだから…。
同じく沖縄から。
恩納村(おんなそん)から本部(もとぶ)に続く国道で見かけた「カニ注意」の標識。
カニが横断していても、小さすぎてドライバーには見えない。
「落石注意」と同じくらい注意のしようがない…。
これは私が実際に行った訳ではないが、小笠原では、こんな標識があるらしい。
「動物注意」と「落石注意」のハイブリッド標識だ。
これはもう嫌がらせでしかない。
北海道に行くと、よく「鹿飛び出し注意」の標識を目にする。
私自身、夜、屈斜路湖周辺を運転していたら実際に遭遇した。
地元の方に聞くと、ひいてしまうと鹿も車も大変なことになってしまうらしい。
今までの標識と違い、決してウケ狙いではない。
確かに注意が必要だ。
標識ではないが、北海道で思わず目を疑ってしまった看板がある。
中標津付近を運転していた時のこと。
それがこちら↓
さすが北海道、スケールが違う。
そして、私が今まで旅をしてきた中で、忘れもしない標識がある。
九州は熊本、阿蘇の快適なドライブルートを運転していた時のことだった。
一瞬、目を疑った。
それがこちら↓
「ばあちゃん飛び出し注意」
飛び出されたら、ドライバーはひとたまりもない…!
旅の浮かれ気分から、一気に現実に引き戻されたのを覚えている。
阿蘇での一番の思い出だ。
車を運転していると、いつどこで何(誰)が飛び出してくるかわからない。
狭い日本、安全運転でいきたいものだ。(完)