人と組織の”葛藤”物語

【第12回】SF コミュニケーション:言葉で場を開く力

若さと落ち着きの“ふり幅”がすごい人

イキイキ社の仲間・中島さん。
普段話していると、軽やかで若々しくて、ノリのいい30代という印象です。

ところが、、、飲み会に行くと一変します。

ベテランの方たちと昭和の番組や歴史・偉人の話で盛り上がり、

まるで昔から一緒に働いてきた同僚のように和気あいあい。

横で聞いているこっちはついこう思うんです。「え、君は何歳なんだ?」

年齢や立場の壁を一瞬で溶かし、「仲間としての空気感」をつくるその雰囲気づくりは、

完全に才能だと思います。

講師としての説明力

そして、この「場づくりの才能」は講師業でも炸裂します。

説明がとにかくやさしい。声の抑揚、間の取り方、たとえ話、まとめ方等々

どれも受講者が理解しやすい形に自然と調整されている。

難しいことほど、中島さんが話すと「なるほど、そういうことか!」と場の空気がそろうんです。
初参加の受講者が一気に安心するタイプ。

「コミュニケーション」ってどんな資質?

強み

  • 話すことで場をあたため、関係を近づける
  • 年上・年下・初対面でも距離をゼロにする
  • 複雑な内容をやさしく翻訳できる
  • 明るく、巻き込む力が強い

盲点

  • 盛り上がると、つい話す量がちょっと増える
  • 他の人の話す時間を奪ってしまう(笑)

どう活かす?

  • 司会・進行・ファシリは最も光るステージ
  • 説明 → 質問 の流れにすると、場の深まりが倍増
  • 初対面の関係づくりを任せるとチームの勢いが生まれる

中島さんがいると、会議でも飲み会でも、「この場、うまくいくな」と安心できるんですよね。