人と組織の”葛藤”物語

【第8回】SF 成長促進:誰かの成長を応援する喜び

イキイキ社の“縁の下の力持ち”

イキイキ社の代表・栄木さんの奥さま。

社長秘書から事務サポート、営業同席、研修の裏方まで、オールラウンダーとして私たちを支えてくれています。

しかも明るく親しみやすく、どこか日テレの水卜麻美アナを思わせる雰囲気。クライアントさんからも自然と好かれる存在です。

そんな奥さまは、まさに「成長促進」の資質の持ち主。

「できた!」という小さな変化を誰よりも早く見つけて、喜びとエールに変えてくれる。陰ながら支えてくれる人がいるからこそ、私たちは安心して挑戦を続けられます。

そして夫婦の組み合わせがまた絶妙。

「戦略性」の高い栄木さんは、未来のルートを描く“バスのドライバー”。

「成長促進」の高い奥さまは、安心と励ましを届ける“バスガイド”。

この二人がそろうことで、チーム全体が笑顔で目的地へ進んでいけるんです。

■「成長促進」ってどんな資質

一言でいうと、「人の成長にワクワクする人」。

できなかったことができるようになる、その瞬間を一緒に喜べる資質です。

■強みと盲点

強み

  • 相手の可能性を信じて挑戦を後押しする
  • 小さな変化を見逃さず、励ましに変えられる
  • 成長の積み重ねをチーム全体の力につなげられる

盲点

  • 「もっとできるはず」と先回りしすぎることがある
  • 相手の成長を願うあまり、自分の時間を犠牲にしてしまうこともある

■「成長促進」をどう活かす?

  • 「前はここまでだったけど、今はここまでできたね」と具体的に進歩を伝える
  • 成長の成果を一緒に喜ぶことで、次の挑戦意欲につなげる
  • 相手のペースを尊重しながら、背中を押すタイミングを大切にする

自分らしさを見つけるために

奥さまにはお茶目なエピソードがあります。

あるとき栄木さんが「20の悪癖チェック」を自己採点しました。

これはコーチングの神様と言われるマーシャル・ゴールドスミスが紹介している“リーダーをダメにする20の悪癖”リストで、「つい人の話をさえぎる」「感謝を示さない」「勝ちにこだわりすぎる」など、誰もが身に覚えのある癖が並んでいます。

栄木さんが「まあこれくらいかな」とチェックしていたのですが、奥さまが横から確認すると――あっという間に数が増えてしまったそうです(笑)。

でもこれは単なる“ダメ出し”ではなく、奥さまにとっては「まだまだ成長できる余白がある」というサイン。

つまり“悪癖の数=成長の伸びしろ”という見方なんです。

まさに成長促進の人らしい視点。

できていないことに目を向けるのではなく、「ここからもっと良くなる」と信じてくれる。

その関わり方が、周囲を安心させ、挑戦を後押ししてくれるんです。

■おわりに

成長促進は“人の未来を信じる力”。

そこに戦略性が合わさると、未来のルートを描きながら、安心して歩みを進められる旅が始まります。

イキイキ社が挑戦し続けられるのは、この夫婦タッグの支えがあるからかもしれません。