”変化が見える”成果事例

【実録】銀行の昭和オヤジを腹落ちさせた話

こんにちは。IK!IK!代表の栄木です。
今日は、ある銀行で、いわゆる“昭和オヤジ”たちと向き合ったときの実話を、少しご紹介します。

「1on1やりましょう」に対する、鋭すぎるツッコミ

かつて熾烈な競争社会を生き抜いてきた昭和オヤジたちは、筋金入りのリアリストです。
私たちが「これからは1on1が大切です」と伝えると、即座にこう返ってきました。」

「そんなことしている間に、ライバルに出し抜かれたらどうするんだ。」
「1on1より、一件でも多く回ってきてほしい。」

さらに、企業理念の重要性について話しても、

「理想論だ。数字を出さなければ会社は潰れるぞ。」

と、きっぱり。

理想をふわっと語っただけでは、容赦なく切り返される。
うかつに話せば「研修嫌い」を加速させかねない、そんな空気感がありました。

20年の営業現場経験が、私を救った

とはいえ、彼らの気持ちは、痛いほど理解できます。
なぜなら、私自身も営業現場で20年、汗を流してきたからです。

現場を知らないコンサルタントの話に、どこか白々しさを感じる。
たとえどれほど有名なファームの出身者であっても、リアルな現場には、独自の重みがあります。

昭和オヤジたちは、経験的に知っているのです。
「ロジック」と「リアル」は、似て非なるものだということを。

それでも「現場至上主義」に流されない理由

では、私も「現場至上主義」なのかというと、違います。
昭和オヤジたちもまた、気づいています。
「今まで通りが、通用しなくなってきている」ことを。

現場への誇りと、時代の変化への焦り。
その狭間で、悩み、踏み出せずにいるのが、彼らのリアルな姿でした。

だからこそ、私たちIK!IK!の存在意義があります。

IK!IK!は、理論と現場をつなぐ「橋渡し役」です

IK!IK!は、単なる理論の押し付けをしません。
かといって、現場の常識にただ迎合することもしません。

理論と現場の”あいだ”に立ち、
双方のリアリティを理解したうえで、実践的な変化を後押しする。
それが、私たちの役割です。

(※なお、ノウハウの詳細は、ぜひ直接お尋ねください。)

「腹落ちした」という嬉しい声

ありがたいことに、これまでご依頼いただいた研修の多くが、リピートにつながっています。
ある銀行の方からは、こんな言葉をいただきました。

「最初は正直、半信半疑だった。でも、話を聞くうちに、『ああ、これなら現場でも使える』と腹落ちした。」
「1on1を『やらされるもの』ではなく、『自分たちの武器にできる』と思えた。」

現場へのリスペクトを忘れず、
それでいて、未来への一歩を促すこと。

それが、IK!IK!が目指している成果です。

最後に

「理論だけでは、人は動けない。」
「現場だけでも、変化は生まれない。」

その狭間に立ち、
ときに寄り添い、ときに背中を押す存在でありたい。

今日も私たちIK!IK!は、現場と未来をつなぐ挑戦を続けています。