栄木の”ひとり言”

【第208号】2024年、最も嬉しかった出来事は?

2024年最後のコラムになります。
おかげさまで今年も何とか1年完走することができました。

読者の皆様にとって、2024年最も嬉しかった出来事はなんですか?

筆者が実は一番嬉しかった出来事は、こんなエピソードになります。

それは、とある企業への行動変容支援です。
対象は、管理職約250名。
内容は、合計3回シリーズの対面研修とそれに伴う研修対象者の多面評価です。

「外部研修くらいで、人は変わらない」
そんな定説が覆されたという出来事です。

結論から言うと、この企業における一人ひとりの行動変容の実践による「地殻変動」を実感しています。
それは、研修対象者の同僚メンバーからの多面評価アンケートを見ると実感します。

1人だけ変わっても、なかなか組織は変わりません。
ですが、組織内で影響力を持った管理職250名の行動が変われば、組織は変わり始めます。

管理職の振る舞いが変わったことによって、
「風通しが良くなった」「コミュニケーションが取りやすくなった」「働きやすくなった」など、
任意回答のアンケートにも関わらず、多くの喜びの声をいただいています。

結果として、プログラムの継続実施や拡大にもつながり、「仕事冥利に尽きる」と感じた出来事でした。

職場の一人ひとりが前向きになれば、当然お客様にも良い影響が及んでいきます。
それが結果として世の中を元気にしていくのではないかと思います。

「成果にコミットすること」
これが当社のスタンスであり、今までもそのような経験をさせてもらいましたが、
今回は、特に人数や規模感が大きく、そのインパクトも大きかったので、最も印象に残りました。
「大きな岩が動き始めた」という感覚です。

2024年、ご縁させていただいた皆様に感謝を申し上げるとともに、
2025年は、一人でも多くの皆様の、そして一社でも多くの皆様の成果に貢献できるよう、そして、活き活きとした社会の実現に向けて、これからも邁進していく所存です。