
2024年も残すところあと2週間。今年の漢字は『金』でした。
実はここ近年のオリンピックイヤー(2012年、2016年、2021年)は、必ず『金』が選ばれています。
皆さんにとっての2024年はどんな一年でしたか?
「漢字一文字」で表すとしたら、それは何でしょうか?
ちなみに、私にとっての今年の漢字は『旅』です。
北は北海道、南は沖縄まで、年がら年中、出張で飛び回りました。
もともと旅行会社に勤めていましたが、その頃以上に「旅」した感覚です。
ただし、単に物理的な移動だけではありません。
長年お世話になったパートナー企業から完全に独立し、自社独自の活動を本格化させた1年でもありました。
まさに「長い旅路が始まった」という気持ちです。
家族にも聞いてみました。
高校2年生の娘の漢字は『楽』。
学校生活に慣れ、毎日が楽しい一方で、中だるみし、「楽な方向」に流されてしまった自覚もあるそうです(笑)。
妻にも聞いてみました。
妻の漢字は『公』です。
正直、意外でした。「公(おおやけ)」なんて印象を受けていなかったので、
「公?なんで?」と尋ねたところ、妻はこう言いました。
「『ハ』と『ム』で、『公』だよ。」…なるほど(笑)
妻は大の北海道日本ハムファイターズファン。
試合はほぼ全試合観戦。「ファンフェス」に行くくらいの熱狂ぶりです。今年はクライマックスシリーズにも進出したこともあり、さらにヒートアップしていました。
確かに納得です。
こうして、いろんな人に「今年の漢字」を聞いてみると、それぞれが色とりどりな人生を送っていることを実感します。
さて、ここで皆さんにももう一つ質問です。
来年はどんな一年にしたいですか?そのテーマを漢字一文字で表すなら?
漢字一文字は、「振り返り」に使われることが多いですが、
「来年のテーマ」として活用することで、より主体的な一年を描けるのではないでしょうか。
ちなみに、筆者の来年のテーマは『公』です。
(※決して「ハ」と「ム」ではありません(笑))
「公」と「私」の対比で考えています。
自分や自社の利益だけを追求する「私」の意識が強いと、人や組織をイキイキさせるという当社の目標は達成できません。
だからこそ、普段から「公の心」を意識して過ごしたいと思っています。
「公の心」の先にあるのは、「みんなの喜びは自分の喜び」と思える感覚だと思います。
誰も見ていないところでこそ『公』を大切にする —— これが筆者の来年のテーマです。