
読者のみなさまは「3」と聞いて、真っ先に何を思い浮かべますか?
三日三晩
石の上にも三年
三度目の正直
三人寄れば文殊の知恵
早起きは三文の徳
三つ子のたましい百まで
桃栗三年柿八年
仏の顔も三度まで
二度あることは三度ある
三途の川
三時のおやつ
三冠王
三顧の礼 など…
「3」というのは、つくづく不思議な数字です。
なぜ、今回のコラムを書こうと思ったのかというと、
「3」を一区切りにして捉えることで、物事がうまくいくようなイメージを持ったためです。
中学校、高校などの学校生活も「3年」と、時間が限られているからこそ輝けるのだと思います。
一方、社会人人生は人によってバラつきがありますが、40年前後あります。
ましてや、「人生100年時代」とも言われています。
長いスパンで捉えると、「まだ時間があるからいいや」となり、締まりが出てこない気がします。
だからこそ、「三年一区切り」と捉えることで、程よい緊張感が生まれ、
毎日の生活にももっとメリハリが出てくるのではないかと思いました。
そういった意味では、筆者は独立してから3年を「草創期」(2020〜2022)と捉えています。
「よちよち歩き」から、「独り立ち」に向かうまでの位置づけです。
今年度は4年目になりますが、この3年を「挑戦期」(2023〜2025)と捉えています。
「独り立ち」できるようになってから、あらゆることに挑戦する時期です。
方向性にブレはありませんが、たくさんトライし、たくさん怪我をしながらも、多くのことを学びたいと思います。
そして、次の3年は「成長期」(2026〜2028)と位置づけています。
「挑戦期」で、試行錯誤の中から掴んだものを、次の3年につなげていきたいと思います。
そのほかにも、「3」は「ワルツ(3拍子)」に象徴されるように、
「リズム」や「テンポ」も連想させます。
「準備 → 実行 → 後始末」
というように、日常生活にも「3」を取り入れることによってうまくいくイメージがあります。
1日のタイムマネジメントにおいても、「3分、30分、3時間」を一区切りで捉えることで、生活にリズムが生まれてくる実感はあります。
一方、人は、決めたことをいざ行動に移してもなかなか続かないもの。
「三日坊主」で終わらないようにしたいものです…。