栄木の”ひとり言”

【第141号】社会人のための修学旅行?

社会人のための修学旅行?

「いったい何?」

と思われたかもしれません。

これは今後当社が打ち出していくサービスになります。

 ×  人材育成 = 成果

これは筆者の強みでもあります。

もちろん、仕事は一人よがりな思いでうまくいくものではないことは理解しています。
一方、筆者はここに世の中のニーズがあることを実感しています。

数年前、実験的に「社会人のための修学旅行」企画、実施しました。

6ヶ月ほどのプログラムで、その目的は「対象者のリーダーとしてのマインドセットと行動変容」でした。

プログラムの1つに、「禅寺に行って、座禅を組み、マインドフルネスのワークショップを行う」
そんな体験学習を行いました。
(もちろん「修学旅行のしおり」も作りました…)

それは、筆者が手掛けた仕事の中でも、最も記憶に残るものの1つでしたし、それは受講者も同様でした。
今、流行りのオンラインの研修やeラーニングよりも、よほどインパクトがあり記憶に残るものであります。

研修「効率」でいえば、オンラインの方が高いですが、
「効果」と言う側面で言えば、「旅」を絡めた方が断然高くなる実感がありました。

視覚や聴覚からだけ情報収集したものは、どんどん上書きされて記憶から消えていきます。
ですが、五感で「体感」したものは、記憶に残ります。
だから、行動変容にもつながりやすくなります。

数年前のプログラムであるにもかかわらず、
ある受講者は、「あの時のプログラムが、自分の価値観が変わるきっかけになった」とも言っていました。

もちろん、似たような企画をしている会社が存在する事は理解しています。
ですが、そこで競合として戦おうとは思っていません。
それぞれの会社の強みを発揮してもらいたいと思っています。

当社が見据えていることは、ただ一点、
「顧客の行動変容→成果」です。
その際、どんなアプローチが適切かと考えたときに、浮かび上がってきたのが「旅」を絡めたプログラムでした。

非日常空間が、固定化した関係性をリセットし、いつもとは違う思考を促す…、
だからこそ「新たな気づきや発見」をもたらすものと感じています。
もちろん、体験を一過性のもので終わらせないためにも、事前・事後のプログラム設計も大事になってきます。

世の中は、「モノ」から「コト」への消費にシフトしているのはご周知の通りと思います。

一方「コト消費」は、「楽しかった。満足した。」で終わることもあります。

だからこそ、「社会人のための修学旅行」では、「楽しかった。満足した。」だけではなく、
「ためになった。人生が変わった。」を追い求めていきたいと思います。

当社では「社会人のための修学旅行」のシンボルマークを作りました。
続いて、「『社会人のための修学旅行』といえば、ココだよね!」という「場」を作りたいと思います。

どうぞご期待ください!