栄木の”ひとり言”

【第118号】大谷選手に見る「目標達成」の秘訣

“WBCでMVPを獲得した大谷翔平選手。”

「二刀流をあきらめたことは一度もない」

というCMは多くの方の記憶に残っていると思います。

20代ながらにして様々な金字塔を打ち立てた大谷選手の「目標達成力」には目を見張るものがあります。

多くの人が大谷選手に憧れると思います。

どうしたら、大谷選手のような目標達成力が身につくのでしょうか?
今回はその秘密に迫りたいと思います。

大谷選手の育成に関わっていた方から「大谷選手は、時間管理力がハンパない」と聞いたことがあります。
それは、「スケジュール通りに物事をこなす力」です。

言い換えれば、今日一日の目標(決め事)に対して、
「先延ばしせず、着手、遂行、完結させる力がハンパない」とも言い換えられます。

ただ、これは誰でもやろうと思えばやれることです。
大谷選手は、誰もが意識すればできることを毎日続けているだけです。

それは「今日一日の夢(目標)を叶えること」です。

読者のみなさまの「今日一日、これだけは達成したい」という「夢(目標)」は何ですか?

たとえば、
「今まで放置していた資料の整理をする」
「資格の勉強を〇ページやる」
「今日やると決めた仕事を完了させる。」
「今まで連絡できなかったあの人に連絡をしてみる。」
みたいな小さなもので構いません。

遠い夢はすぐに叶えられなくても、
今日一日、小さな目標(夢)を設定して、それを乗り越えていくことは誰でもできるはずです。

これは決して苦痛なことではありません。
むしろ、ゲーム感覚でクリアすることの爽快感(自己効力感)を味わえれば、きっと毎日の夢(目標)は乗り越えてやろう!という意欲も湧いてきます。
その繰り返しが、困難にも打ち勝つメンタリティーを養います。
それが、「やり抜く力 = 大きな目標を達成する力」につながります。

1日の小さな夢を叶え、目標を達成させることの積み重ねによってでしか、
大きな目標は達成はありません。

筆者は、この当たり前すぎるシンプルな法則に、30代後半になってやっと気づき、実践するように心がけています。
実際に、それから人生が好転していっている実感はあります。

「今さらもう遅い」ということはありません。
今日一日にフォーカスして、今日一日を乗り越えてみてはいかがでしょうか。

「人生。100年時代」と考えたら長いかもしれません。
ですが、「人生、36500日」と考えたら、一日に対する向き合い方は変わってくるはずです。