人と組織の”葛藤”物語

とにかく、やってみる

やる気が出なくて、困ることがあります。

やるべきことはわかっているのに、なんとなく手が動かない。もしくは、やることが多すぎて、どこから手をつければいいかわからない。
そういうとき、PCの画面をぼんやり眺めたまま、時間だけが過ぎていくことがあります。

そんな私が大事にしている言葉があります。

ゲームクリエイターの桜井政博さんの「とにかくやれ」という言葉です。
『星のカービィ』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを生み出した桜井さんが、ご自身のYouTubeチャンネルのある動画の中でおっしゃっていた言葉です。
やる気が出るのを待つのではなく、まずはとにかくやり始める。やり始めることで、次に何をすべきかが見えてくる。

これが、私にとっては思いのほか本当なのです。

漠然としていて何から手をつければいいかわからない仕事も、とりあえず一つだけ始めてみると、次第に輪郭が見えてくる。作業量が多くて気が重い仕事も、とりあえず着手してしまえば、あとは流れに乗れることが多い。
やる気は、始める前に来るのではなく、始めた後についてくるのだと思います。

私のデスクには、小さなカービィのぬいぐるみを置いています。桜井さんが生み出したピンクの丸くてかわいらしいキャラクターです。
手が止まったとき、ふとカービィを見ると「とにかくやれ」と言って応援してくれている気がして、まあとりあえずやってみるか、という気持ちになれます。

やる気のスイッチは、人によって違うと思います。
誰かと話すことで気持ちが乗ってくる人もいれば、環境を整えてから始める人もいる。
私にとっては、とりあえず小さく始めてみることが、どうやらそのスイッチになっているようです。

やる気を待っていたら、いつまでも始められないかもしれない。それよりも、小さく始めてみる。そのほうが、案外うまくいくような気がしています。