栄木の”ひとり言”

【第273号】今年度(2025年度)を振り返って

IK!IK!は、今期で6期目を終えます。
独立したのは、コロナ禍の初期、2020年5月でした。

目先の数字を追うのではなく、顧客の行動変容をピュアに追求できる環境に身を置きたい。
そんな思いで独立を決めました。

当時は、明確な勝ち筋があったわけではありません。
先行きが見えない、不安定な世の中でした。
それでも、だからこそ挑戦したい。そう思ったのを覚えています。

昔から、筆者はどこか逆張りの人生を歩んできました。
みんなが右に行くなら、左も見てみたい。
常識を鵜呑みにせず、自分の中の違和感に耳を傾ける。
そんな感覚です。

独立初期は、前職であるビジネスコーチ社のみなさんに支えてもらいました。
この場を借りて、あらためて感謝申し上げます。

ありがたいことに、結果として売上は6期連続で伸びています。
ただ、筆者は売上そのものをゴールだとは考えていません。

私たちの仕事は、研修やコーチングといった無形商材です。
納品して終わりではなく、その後の変化こそが価値になります。
だからこそ、「提供した」という事実ではなく、
「行動が変わったかどうか」でしか評価してはいけないと思っています。

どれだけ受講者の満足度が高くても、
どれだけ担当窓口の方に喜んでいただけても、
受講者やクライアントの行動が変わっていなければ、それは成功とは言えません。

厳しいですが、それがこの仕事の本質だと考えています。

もちろん、現時点で100%結果にコミットできているとは思っていません。
理想には、まだまだ届いていません。

それでも、この6年間で一つ確実に言えるのは、
行動変容を生み出す再現性は着実に高まってきているということです。

どうすれば人は腹落ちするのか。
どうすれば内省が深まり、主体的に行動を起こすのか。
その解像度は、確実に上がってきました。

だからこそ、ここで満足するつもりはありません。
むしろここから、さらにこだわっていきたいです。
もっと泥臭く、もっと愚直に、行動変容に向き合っていきたいと思っています。

今期で、一つの区切りです。

改めて感じるのは、目の前の顧客が見ているのは、
必ずしも支援の実績や会社の規模ではないということです。

本当に問われているのは、ただ一つ。
「この人たちは、本当に変化を生み出してくれるのか」
そこに尽きると思います。

無形商材である以上、ごまかしはききません。
むしろ、見えにくいからこそ、逃げようと思えばいくらでも逃げられます。
だからこそ、あえて逃げない。

見えにくい成果を、できる限り見える形にする。
そして、行動変容に責任を持つ。

それをやり続けることが、IK!IK!の存在意義だと思っています。