梅雨が苦手です。
じめじめとした空気、すっきりしない空。どうにも気分が上がらないまま、それでも毎年この季節はやってきます。
実際梅雨になると、心も体も重たく感じる日々が続きます。
ただ、毎年この時期だけ楽しみにしていることがあります。
育てているあじさいが、咲くのです。
梅雨の雨を吸って、あじさいは元気にどんどん色づいていきます。
じめじめした空気の中で、あじさいだけがのびのびと、気持ちよさそうに咲いている。
苦手な季節の中で、あじさいだけは梅雨を満喫しているようで、なんだかおかしくなります。
毎朝、今日はどんな色になっているかな、と見に行くのが小さな習慣になりました。
避けられない苦手なものとうまくやっていくコツは、その中に自分なりの楽しみを見つけることなのかもしれません。
梅雨そのものが好きになったわけではないけれど、あじさいのおかげで、この季節を少しだけ楽しめるようになりました。
苦手なものは、無理に好きにならなくても、苦手なままでいい。
それでも、その中に小さな楽しみがあれば、なんとかやっていけるような気がします。
今年もきれいに咲いてくれました。

